インスタグラム内の写真加工機能には驚かされるばかりです。
フィルターをあてるだけでもずいぶんと写真の印象が変わり、ビフォーアフターを見るたびに楽しい気持ちになります。
Photoshopをつかってでインスタグラムのような写真の作り方をまとめてみました。
工程数も多くなく技術的にも難しくない加工術がコンセプトです。
この記事の全体像
ここでいうインスタ風写真とは
こんなテイストの写真をインスタをはじめ、一度は雑誌やチラシで見たことあるのではないでしょうか。
インスタ風といっても個々に感じ方が異なることと思います。
ですので私の思う、インスタ風と呼ばれる写真の特徴を分かりやすく3つ挙げてみると
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発色が抑えられている
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うっすらと白くモヤがかっている
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ざらつきがある
それでは、この条件がが満たされるような加工をフォトショで挑戦してみましょう。
Photoshopフォトショを使ったインスタ風写真加工
1.まず加工する写真を開きます
今回はこの写真を使って加工していきます。
2.彩度のレベルを少し下げる
イメージ 〉 色調調整 〉色相・彩度
真ん中の彩度(A)を少し下げていきます。
これによりポイント1の発色を抑えた効果を再現していきます。
3.露光量のオフセットのレベルを少し上げる
イメージ 〉 色調調整 〉トーンカーブ
これによりポイント2のうっすらと白くモヤがかっている状態をつくります。
4.トーンカーブの機能でS字に調整。
明暗に少しメリハリが出来るようにトーンカーブでS字カーブを作ります。写真によっては必要ない場合がございます。お好みで調整してみましょう。
5.ノイズを加える
フィルター 〉 ノイズ
ノイズを加えることでポイント3のざらついた質感を表現します。
調整範囲は0~10%がおすすめ。
6.カラーバランスを調整してお好みの色彩に調整
イメージ 〉 色調調整 〉カラーバランス
7.完成
完成した写真です。この写真だけ見ると大きく変化したように感じられないかもしれません。
ですが、下の加工前と加工後、見比べて頂くといかがでしょうか。
『インスタ風』と呼ばれる写真に少しは近づいたのではないでしょうか。
さいごに
全部で6工程ほどなので、一度慣れてしまえば短い時間で加工が出来ると思います。
他にも、細かい調整を加えていけばより、質感の高い、雑誌で見るような写真に仕上げていく事も出来ると思いますので、ここから色々試して頂ければと思います。