「オウンドメディア」という言葉を一度くらいは見聞きしたことがあるのではないでしょうか?
よく知られている言葉でもある一方で、何となくニュアンスでしか理解していないという方も少なくありません。
今の時代、オウンドメディアというのは重要な役割を果たします。だからこそ、今改めてここでオウンドメディアというものについて知っておきましょう。
この記事の全体像
そもそもオウンドメディアとは?
何となくニュアンスでしか知らないという方もいるかと思いますので、まずはオウンドメディアというものについてご説明していきましょう。
オウンドメディアというのは、英語で表記すると「Owned Media」になります。
「Own」というのは学生時代にも習ったかと思いますが、自分のという意味です。
つまり、オウンドメディアというのは自分のメディア、企業が使う場合には、自社のメディアという意味になります。
企業が持っているメディアといえば、ホームページやブログ、ツイッターなどのSNSアカウントが挙げられます。
これもオウンドメディアと言えるのですが、これは広い意味でのオウンドメディアです。
日本ではオウンドメディアというのは、もっと限られたツールに対して使われています。
例えば、企業のメールマガジンなどです。
実際に、日本でオウンドメディアというとだいたい企業のメルマガを前提に話をしていることが多いものです。
オウンドメディアの構築とは?
オウンドメディアが何なのかを理解したところで、今度はオウンドメディアの構築について理解していきましょう。
構築において重要になってくるのが情報発信自体に意味や価値といったものを持たせることと他のとの違いを見せつけることです。
メールマガジンというのは、企業の情報発信の場です。しかも、メールマガジンに登録している方のみに発信する情報です。
この情報が「今日の献立はこんな感じでした~」といった心底どうでもいいような内容だとガッカリします。
メールマガジンで発信する情報にどれだけの意味を持たせて、どれだけの価値を持たせることができるのかという部分が企業への評価につながってくるのです。
また、今の時代、メールマガジンはどこの企業も当たり前のようにおこなっています。つまり、ライバルがたくさんいる状況なのです。
だからこそ、「うちは他とは違うよ!」というところをメールマガジンで伝えなければいけません。
オウンドメディアの戦略とは?
では、具体的にオウンドメディアの戦略の話をしていきましょう。まずは、ターゲットの絞り込みです。
そのターゲットの中からニーズというものをしっかりとくみ取っておかなければいけません。
そのニーズに響く、キーワードを設定していきます。
メールマガジンにおいて、キーワードというのは思っている以上に重要なポイントです。
キーワードに目がとまって、そこから連鎖的にアクションが起こることもあるのです。
キーワードを明確にしたら、今度はそのキーワードを使って意味のあるコンテンツを作っていきます。
メールマガジンを購読している方にとって、有益な情報でないと意味はありません。実際にメールマガジンを購読したことのある方であればよくお分かりになるでしょう。
自分に響くことない内容のメールマガジンというのは、言ってしまえば迷惑メールと一緒です。
すぐにメルマガの解除をしてしまいます。
情報を発信して終わり、ではない
オウンドメディアということで、メールマガジンについてお話ししてきましたがメールマガジンは情報を発信してそれで終わりというものではありません。
継続的な情報発信が求められますし、発信するタイミングなども考慮していかなければいけません。
また、情報を発信した後では、メールマガジンを受け取った方がどういうアクションを起こしているのかといった分析もしなければいけませんし、
そこで思っているようなアクションを得られていないのであれば、修正していく必要があります。
メールマガジンの発信後には、そういった分析や修正を繰り返していくことになりますので、メールマガジン発信後のほうが本番といってもいいかもしれません。
明確なゴールはないものと思っておいたほうがいいでしょう。