小規模事業者持続化補助金というものをご存知でしょうか?
名前からある程度の察しもつくでしょうが、小規模事業者の方であれば絶対に知っておくべき補助金です。
ここでは、知っているのと知っていないのでは大違いの小規模事業者持続化補助金について、お話ししていきたいと思います。
この記事の全体像
小規模事業者持続化補助金の前に小規模企業振興基本法について知っておこう!
小規模事業者持続化補助金を知る前に、まずは小規模企業振興基本法について理解しておきましょう。
というのも、小規模事業者持続化補助金というのは小規模企業振興基本法があってこその補助金なのです。
小規模企業振興基本法というのは、小規模基本法と呼ばれています。中小企業基本法というものがあるのですが、それの小規模バージョンと考えていいでしょう。
中小企業基本法は大企業と中小企業の格差を埋めるために作られたのですが、結果的にはその後、中小企業の重要性というものが世の中に理解されるようになりました。
それによって中小企業を後押しする動きが起こるようになったのですが、今度は中小企業よりもさらに柔軟な小規模事業者の重要性が見直されるようになりました。
小規模事業者だからこその強みというのはいくつもあり、これからの活躍が期待されています。
長期に渡って小規模事業者が活躍できるようにサポートしてくれるのが小規模基本法というわけです。
その小規模基本法があるからこそ、小規模事業者持続化補助金というものが誕生したのです。
では改めて小規模事業者持続化補助金とは何か
小規模事業者持続化補助金というのは、小規模事業者の販路開拓のための補助金になります。
これまでの販路開拓補助金というのは、展示会の出店のための費用を補助したり、商談会の補助をしたりといったものでした。
言ってしまえば、使い道が限られていたのです。しかしながら、昔のように何をしなくてもサービスや商品が売れるという時代は終わりました。
何かしらのアクションを起こさないと、生き残ることができなくなっているのです。そういった中で、もっといろいろな形で使える補助金が必要になってきました。
それが小規模事業者持続化補助金なのです。
小規模事業者持続化補助金は、販路開拓のためのであれば、いろいろな形で活かしていくことができます。
チラシ作成はもちろん、ポスティング、ホームページの作成、店舗の改修などさまざまなところに補助金が使えるのです。