今回は、動画制作や動画マーケティングの記事ではありませんが、それにつながる会社の情報発信について少し考えてみたいと思います。
宣伝広告や情報発信が大事なことはどの企業も認識していると思いますが、発信のネタってなかなか見つけられないと悩んでいる企業様も見受けられます。
日々の日記や内向きの情報を発信していたりすると、お客さんの興味や関心にふれることが出来ません。
そんな場合には、今一度、現状の把握や素でも持っているリソースを再確認することで発信できる素材やネタを見つけることができます。ではどのように把握していくのか見ていきましょう。
この記事の全体像
宣伝広告・販促や情報発信の素につながる6つのポイント
なにか新しいものを考えて、情報発信をする必要はありません。すでに情報発信するネタや素材がある場合が多いものです。では項目に分けてみていきましょう。
1.思い・理念
まず会社の思いや理念について取り上げてみましょう。
会社そのものの経営理念やビジョン、スローガンにはどういったメッセージが込められているのか見つめてみましょう。
また社長個人の思いや、経営陣、社員など、社内で働く人のそれぞれの思いがあるはずです。
ここにフォーカスしてみると、お客様に届けたいメッセージが隠れているはずです。
2.歴史
つづいて歴史の側面から見てみましょう。
創業当時のエピソードや現在に至るまでの移り変わりや、過去の振り返り。
事業が大きく変わったターニングポイントや大きなイベント、流れが変わったときの事。また商品やザービスの移り変わり、人の移り変わりなど。
歴史、時間軸をもとに考えてみると何か見つかるきっかけになることも多いはずです。
3.人・環境
ここでは人と環境という側面から見ていきましょう。
創業者や創業者、社員の人物像、人柄といった点で見ていきます。
また人が社内でどのように結びついているのか、こうして考えるとドラマがあったり、共感できる部分やエピソードがあったりします。
思いや理念の項目で人について述べましたが、ここではより深く人物像がメッセージとして伝わるよう考えていきます
オフィス環境や働き方への取り組みなども会社の姿勢として現れる箇所ですので、このあたりで何か工夫や改善しているものがあれば取り上げてもよいのではないでしょうか。
4.サービス・商品
サービスや商品に関しては豊富に情報発信できることが多くあると思います。
例えばどんなサービス・商品なのか。そのサービスや商品をなぜ開発するに至ったのか。
またどうやって開発したのか。
なぜそのサービスや商品がお客様や社会にとって必要なのか。
その商品やサービスを使うとどのようなメリットがあるのか。
また現実がどのように変わっていくのかなど。
これらを洗い出すことで、発信するべき情報が鮮明になってくるはずです。
5.顧客・ユーザー
つづいて、顧客・ユーザーのポイントから考えていきましょう。
例えばどんな人たちが顧客に多いのか。
なぜその人たちがサービスや商品を使ってくれているのか。
どんなところに魅力を感じてくれているのか。
どのように活用してくれているのか。
商品サービスに対する感想など、
お客様の意見に寄り添い、お客様の意見から振り返ることで、気づかされることも多いはずです。
6.成果・実績
さいごに経営の成果や実績の側面から見ていきます。
今後の経営目標出会ったり、達成した成果、数字。
商品・サービスの導入事例や社会的に評価された事例。
また現在の取り組んでいるプロジェクトの状況などを振り返ることで、宣伝や信頼に結び付く情報があると思います。
まとめ
こうして項目別に振り返ってみると、何か発信する種を思いつくのではないでしょうか。もしかすると次に取り掛かるべきビジネスアイデアも見つかるかもしれません。今回の記事で何か情報発信する際のお役にたてれば幸いです。