例えばコマーシャルなどでよく聞く
『ネスカフェアンバサダー』や『UNIQLOグローバルアンバサダー』など
意味を知らずにスルーしていた方も多いのではないでしょうか。
この記事の全体像
アンバサダーの意味って?
一般的に『アンバサダー』(Ambassador)とは「大使」と翻訳されます。
最近のビジネスやマーケティングでは、著名人や、人気タレント、インフルエンサーなどが企業や製品のアンバサダーに任命されて活動しています。
任命元の目的やバックグラウンド、サービスや商品を正しく理解し、正確な情報を発信することで
顧客がよりファンになりやすいアプローチを取っていくという意味合いで使われることが多いです。
アンバサダーとインフルエンサーの意味の違い
インフルエンサーは、すでにフォロワー数やファンが多く、影響力の多い人を指します。
アンバサダーは、会社や商品、サービス等において自身もそのファンであり、誰かにおススメしたいと、宣伝、告知を行う人のことを指します。
インフルエンサーは確かに多くの人にリーチできるほどの影響力がありますが、
インフルエンサー本人は必ずしもその商品やサービスなどファンであるわけではないので、
やはり少し宣伝臭さが残ってしまいます。
行き過ぎると、ステルスマーケティングなど不信にもつながりかねないので注意が必要です。
アンバサダーは自身がファンなので、商品やサービスの告知を行っても、自然体で告知宣伝が行えます。
宣伝を受けた側も口コミのような形で情報を受け取ることができるので、反応率が高くなるのが特徴です。
企業の取り組み
ネスカフェアンバサダー
https://nestle.jp/ambassador/index.html
アンバサダーになるとネスカフェのコーヒーマシンを無料でレンタルでき
それを職場で使うことでコーヒーなどを市場価格より安く購入できる仕組みとなっています。
使用する場所は職場でなくてもよいのですが、複数人で利用する場所が望ましいようです。
アンバサダーが周囲の人に、商品やサービスを自然に告知することで、新たなファンを増やしていきます。
さいごに
アンバサダーとしての立ち位置を得ることによって、告知の熱量も上がるのかもしれません。
自発的に宣伝してもらい、かつ認知の『質』の高いファンづくりが構築されることによって、
これからのマーケティングも変わってくるのかもしれません。