多くの企業様でPDCAサイクルを採用するも、回しきれない、なぜかうまく回らないんだよなぁとお悩みの方も多いかと思います。
それについてドラッカー経営の観点から、PDCAサイクルをより効果的に回す、
着実に回しきるためには何が必要かについて考えていきたいと思います。
この記事の全体像
ドラッカーについて知らない方はこちらを参照
ピーター・ドラッカー – Wikipedia
そもそもPDCAサイクルとは
- Plan、計画し
- DO、実行し
- Check、確認し
- Action、さらに良いものにして改善して回していく。
これがPDCAサイクルの基本的な順番です。
これをひたすらを回していく。
例えば経営計画、経営戦略等しっかり毎月確認して回していくということをこのPDCAサイクルを回すと言ったりもします。
ドラッガーマネジメントでいうPDCAサイクルとは
ここまでが一般的に話されるPDCAサイクルですが、
実はドラッガーマネジメントで使われるPDCAとは、単なるPDCAではないんです。
何かと言いますと、ドラッカー経営ではPDCAの前にミッション、
ミッションPDCAが重要であると考えられています。
ミッションの意味
何のためにそれをやるのか。
何のためにこの計画、この戦略、この経営計画を回しきらなくてはいけないのかというのを、
たえずミッションに立ち戻って考えることが重要だと述べられています。
PDCA大事ですよって言われる機会もおおいですが、
なぜそれをやっているのか。
何のためにこれを我々はやる必要があるのか。
英語で言うとWhyにあたる部分です。
経営者はミッション、経営理念だったりこの大義を従業員の方々と共有していくことが重要です。
ですのでPDCAサイクルの前に必ずミッションを持たしてあげる必要があるということをドラッガーマネジメントでは多く述べられています。
ミッションを定め、共有していくことが重要
何のためにこのPDCA、我々は何のためにこの事業をやっているのか。
このPDCAサイクルを期末までに何のために回さなくてはいけないのか。
常に経営計画、毎月のPDCAのチェックの会議の時にこの大義、使命といったものを確認してみてください。
それだけでPDCAサイクルに対するみなさんの取り組みが大きく変わってきます。